スレガース監督とカルデンティがUWCL準決勝 1st legオリンピック・リヨン戦(H)に向けて前日記者会見を行った。
直近の対戦
DAZN Women's Football公式チャンネルより引用。
スレガースに対する質問
クロエ・ケリーとアレッシア・ルッソの状況
2人とも明日の試合に出場できる予定です。
他のチームのニュース
以前話した選手たち(ライア・コディナ、リナ・フルティグ)とダフィネ・ファン・ドムセラールはプレーできません。
UWCL準決勝への旅路
シーズン序盤のミニトーナメントからこの旅をスタートし、今ここにいます。
マドリードに勝利し、自分たちのやり方で結果を残せたことをとても嬉しく思っています。
いよいよ準決勝に突入です。
もちろん、この2試合で直面する困難は理解しています。リヨンが非常に経験豊富なチームであることは分かっています。
彼らはこれまで何度もこの舞台に立ってきたので、選手たちとその歴史に大きな敬意を抱いています。
しかし、この舞台に立てたこと、この状況に身を置くことができたことを嬉しく思っています。まさにこれが私たちが目指すところです。
アーセナルの信念のレベルとレアル・マドリードに対する逆転について
ええ、あれは良い瞬間でした。前のシーズンで他のことでもやってきたことがあったので、あの試合で自分たちはできると強く信じていたと思います。
チームは何度も何度も、自分たちの実力を証明し続けていると思います。
シーズンを通して、自分たちの可能性を信じさせてくれる重要な瞬間がいくつかありました。
もちろん、ホームでのマドリード戦では、プレッシャーの中でも冷静さを保ち、非常に高いレベルでプレーできたことで、私たちは新たな基準を確立し、それをこの重要な局面で達成することができました。
45分を0-0で折り返してハーフタイムを迎え、後半にそれを成し遂げなければならなかったのです。
ですから、チームにとって良い瞬間だったと思います。
男子チームのCLでの成功について
ええ、クラブに来てからずっと、このクラブは一つのクラブだと実感しています。
男子チームのアシスタントコーチとはオランダ人なので、当然連絡を取り合っています。
でも、我々がマドリード戦に勝った後、ミケル(アルテタ)を含め、クラブの全員からメッセージをもらいました。彼は「感動的だ」と言っていました。
そして、マドリード戦での彼らのパフォーマンスを見れば、本当に力強いと感じます。
彼らはチームとしてまとまっていると思います。だからこそ、個々のクオリティの高さでマドリードに勝てたのだと思います。
だから、このチームの一員としてプレーできることは素晴らしいです。ちょうどクラブにメディアが何人か来て、ユリアン・ティンバーがそこに座っていて、「ルネ、明日の試合頑張ってね」と言ってくれました。
選手たちも私たちのやっていることを理解していて、私たちも彼らのやっていることを理解しています。
そして、お互いにサポートし合っている。素晴らしいですね。
リヨンの現在の調子と輝かしい歴史
先ほども言ったように、彼らの歴史、そしてチャンピオンズリーグやヨーロッパでの活躍、そして結果に深い敬意を抱いています。
彼らは依然として非常に強いチームだと思います。しかし、エミレーツ・スタジアムでの試合、そして今チームに抱いているハングリー精神と信念を鑑みると、私たちはベストを尽くして自分たちのプレーをするつもりです。
個々の能力や彼らが試合にもたらす脅威には大きな敬意を払いますが、明日は必ず何かできると信じています。
そして、それを目指して全力を尽くします。
1st legを最大限に活用する
明日はそれが重要になるだろう。もちろん、マドリードとはアウェーで対戦し、その後ホームで対戦する。
明日は何も待つつもりはない。明日こそがチャンスだと分かっている。
チケットは4万枚売れたはずだ。ものすごい数の観客が集まるだろう。
エミレーツ・スタジアムでプレーするのは楽しいから、最初から全力で戦うつもりだ。
チャンピオンズリーグも終盤戦に入っている。これは大きな節目であり、ここロンドンのエミレーツ・スタジアムでそれを成し遂げるつもりだ。
このチャンスをものにするために、全力で戦いたい。そのことを英語でなんて表現するのですか？(笑)
ルッソとケリーが明日90分間プレーできるか
彼らは完全に復帰できるでしょうから、それは素晴らしいことです。
両選手とも、メディカルチームと共に、ここまで来るために本当に本当に一生懸命練習してきたと思います。
ですから、それは素晴らしいことです。明日は多くの時間をプレーできるでしょう。
準々決勝の逆転劇から何か学ぶことはあるか
今回はホームで試合をして、その後アウェイで試合をする、といういつもと違うシナリオだと思います。
先ほども言ったように、この機会を逃さずエミレーツ・スタジアムで4万人の観客の前でプレーしたいと思っています。
そういう意味では、全く違う試合です。
明日はエミレーツ・スタジアムで良いスタートを切り、全力で戦いたいと思っています。それが私たちにとって鍵となるでしょう。
明日は可能な限り最高の結果を残したいと思っています。それがどうなるかは、その時になってから判断します。
そして、その次の週にはリヨン戦があります。
ジョー・モンテムロとの過去の経験
彼は実は、私がUEFAのメンターシッププログラムに参加していた時のメンターでした。
確か5、6年前だったと思います。彼のリーダーシップ、サッカー哲学、そして人柄について良い評判をたくさん聞いていたので、積極的にメンターに推薦しました。
彼と一緒に仕事ができて本当に良かったです。たくさんのことを学びました。
彼がアーセナルで働いていた頃、彼を訪ねてここに来ました。ジョーのことはよく知っていますし、彼も私のことを知っています。そして、クラブと選手たちのことも知っています。
もちろん、彼が去ってから多くのことが変わりました。素晴らしい出会いになると思います。明日彼に会えるのを楽しみにしています。
最近ジョーと話したか
いいえ、最後のやり取りは 1 ～ 2 か月前だったので、しばらくは続かなかったと思います。
カルデンティの過去の優勝経験を頼りにするか
マリオナ(カルデンティ)は既にそれを経験済みです。昨年もそれを成し遂げました。
マリオナはあらゆる面で勝者です。トレーニングのあらゆるドリルで、彼女は勝利を目指しています。それが彼女がこのチームにもたらすものです。
彼女は文化を前進させており、私たちはマリオナから多くのことを学んでいます。
ダフィネは2nd legに間に合うか
ダフィネの回復は順調なので、またいつお会いできるか確認させていただきます。これ以上はお話しできませんが、順調に回復しているようです。
男子チームのレアル・マドリードとの1st legでの戦い方からインスピレーションを得るか
本当にその通りです。男子チームが2試合連続の試合運びで見せた戦いぶりは、まさに私たちも目指す方向性であり、明日の試合でもそうありたいと願っています。
あの試合を見て、とても感銘を受けました
。また、マドリードでの脅威を封じ込めることも、おそらく同じようなことだったでしょう。
私たちもいくつか課題を抱えています。ですから、見ていて刺激を受けました。
彼らがこの2試合を戦い抜いた様子は、非常にポジティブで刺激的だと思いますし、彼らが成し遂げたことを大変嬉しく思います。
両チームが準決勝に進出したのは、クラブ史上初めてのことだと思います。
リヨン戦で素晴らしい結果を出すことの重要性
明日はまさにそれを目指していますが、サッカーは予測不可能なものであり、ゴールポストに当たってゴールに入る可能性もあれば、ゴール外でポストに当たる可能性もあることも承知しています。
明日はトップチーム同士の対戦なので、差はわずかになるでしょう。明日良い結果を出すことは非常に重要ですが、同時に、これは2試合であることも理解しています。
明日はまだハーフタイムなので、明日の試合結果がどうであれ、リヨンでもやるべきことはたくさんあります。
しかし、良いスタートを切りたいと思っています。
先ほども言ったように、明日はエミレーツ・スタジアムで4万人の観客の前で試合をします。ですから、楽しみにしています。
自身のチームシステムがどのように進化してきたか
創造性を発揮するには枠組みと構造が重要で、私のサッカー観においても創造性は重要です。
選手から最高のパフォーマンスを引き出すには、その余裕が不可欠だと考えています。
また、相手チームに予測不可能な動きをもたらすことにも繋がります。
全員がしっかりと組織化され、自分のポジションを守れば、どんな優秀なチームでも守れるようになるからです。
だからこそ、これは重要なポイントであり、これまでの取り組みに満足しています。
実際、試合でも見られることですが、選手たちが新しい要素を試合に持ち込んでいるのも事実です。
もちろん、彼らには自由に自己表現する機会を与えています。
例えばレスター戦を見れば、選手同士のコンビネーションプレーシステムに対して、選手にプレッシャーをかけ、必要に応じてサポートし、そこから展開していく必要性をどれだけ認識しているかが分かります。
その時にこそ、選手は自分のポジションから離れることになりますが、他の誰かが自分の役割やスペースを埋めてくれると分かっているので、私たちは皆、その状況に満足しています。
それは、特にここ数ヶ月で進化しており、選手たちと一緒に進めてきたプロセスなので、私はそのプロセスに満足しており、さらに前進させたいと考えています。
明日が楽しみか
ワクワクしています。もちろん、大変な努力と準備が必要ですし、当日は選手もスタッフも万全の状態で臨まなければなりません。
私たちにはやるべき仕事があり、それが私たちの仕事です。
でももちろん、この瞬間を楽しむことも忘れてはなりません。
なぜなら、この瞬間を迎えるために私たちは懸命に努力してきたからです。特に選手たちは、この瞬間を迎えたい、この試合をプレーしたいのですから。
ですから、明日は多くのことを正しく進めなければならず、高いレベルで仕事を遂行しなければなりませんが、同時に、自分たちがやっていることを楽しむことも必要です。
今はすべてが順調に聞こえますが、明日はただその瞬間に集中して決断を下そうとしているかどうかは分かりません。
でも、その後は楽しむことができます。
ジェシー・ゲイル※が明日参加するか ※二種登録選手
彼女は組織的にも私たちと一緒にトレーニングをしていますし、私たちも彼女が一緒にいてくれることを嬉しく思っています。
週に1、2回は一緒にトレーニングに来てくれるので、彼女が一緒にいてくれるのは本当に嬉しいですし、順調に成長しています。
ただ、明日のチームには入りません。今日は練習に参加しただけです。
若い選手たちが経験を積み、シニアチームと一緒にトレーニングすることがいかに重要か
我々とのどのトレーニングセッションも、若い選手たちにとって学びになります。
なぜなら、我々は非常に高いレベルでトレーニングしていると思いますし、彼女らはマリオナのような選手と一緒にトレーニングできるので、学ぶことはたくさんありますが、アーセナル選手の生活、つまり朝の出勤からミーティング、午後のジムまでやることすべてを学ぶことになるので、若い選手たちがアーセナル選手のルーチンに慣れるのも良いことです。
カルデンティに対する質問
UWCLで優勝するために何が必要か
私たちがここにいるのは、当然のことだと思っています。
例えば、バイエルンのような強豪チームを相手にグループ首位に立ったし、レアル・マドリードにも勝った。
だから、私たちはここにいるのは当然のことだと信じています。
次はリヨンと対戦しますが、彼らは本当にトップクラスなので、敬意を払う必要があります。
でも、恐れる必要はありません。彼らを尊敬しつつも、全力で戦いたいと思っています。
2試合で、最初の試合はホームでファンの皆さんと対戦するので、その意味でもここにいます。
試合が本当に楽しみです。私たちには自分たちのサッカーがあるし、それを世界に見せたいと思っています。
そして、それが皆にとって良い結果になることを願っています。
トーナメントで優勝した過去の経験について語ったか
そうですね、私たちは人生やサッカーについてよく話します。一緒に過ごす時間が多いので。
でも、チームには勝利へのメンタリティも備わっているので、それが一番大切だと思います。
それが伝染していくものでもあると思います。
だから、さっきも言ったように、チャンピオンズリーグは大きな大会なので、勝ちたいと思っています。
まだ遠い道のりで、まだ3試合残っていますが、明日からスタートしなければなりません。
誰もがタイトル獲得に飢えていると思います。だからこそ、このメンタリティを維持していく必要があります。日々成長していく必要があります。
そして、私たちがここにいるのは、タイトル獲得にふさわしいチームだからです。
ヨーロッパのトップ4チームの一つであり、私たちはその中の1チームです。だからこそ、もっと上を目指したいと思っています。
今、トレーニング場で特別な気持ちで
そうですね、この試合は誰もがプレーしたい試合です。準備は万端です。
特別な大会であり、特別な環境です。ホームでプレーできることがさらに特別なので、ここに来られて嬉しいです。
私たちは今この瞬間を楽しまなければなりません。
なぜなら、今日この場所に到達するために、私たちは何ヶ月も毎日一生懸命働いてきたからです。
ですから、これは私たち自身への贈り物だと思います。
私たちはただ、やるべきことをやればいいのです。そうすれば、きっとうまくいくはずです。
アーセナルでの最初のシーズンについて
ここに来られて本当に嬉しいです。初日からまるで自分の家にいるような気分です。
みんなが本当に助けてくれました。私にとっては大きな変化なので、慣れるのに少し時間がかかるかもしれないと思っていました。
でも、正直に言うと、クラブやチームのみんなが、そのプロセスをとてもスムーズにさせてくれました。
だから、本当に心地よく、自分のサッカーができる。楽しんでいる。それが一番いいことだと思う。
最高のパフォーマンスを発揮でき、自分自身と向き合い、心地よくいられる時。私は正しい場所にいると思う。自分がいるべき場所にいる。
ただ、このままの調子で仕事を続け、クラブにタイトルと最高の瞬間が訪れることを願うだけだ。それが私たちが得るべきものだと思うから。
イングランドのクラブが過去に連続して決勝に進出できなかった理由
強いチームがたくさんあるから、そこにいるのは本当に大変だと思います。
誰もがそこにいたいから、みんな一生懸命頑張っています。
リヨンは何年も連続で成功を収めてきたと思います。最近はバルサもそうです。
イングランドのクラブも決勝に進出したことがあると思います。
3年か4年前、チェルシーと決勝戦を戦ったのを覚えています。イングランドのクラブは決勝に進出しています。
彼らはトップチームです。でも、誰もが決勝に進出したいので、そう簡単ではありません。
今は4チームで、そのうち2チームがイングランドです。これもまた、一つの兆候だと思います。
どうなるか見守って、イングランドのクラブが決勝に進出できればと思っています。そして、それが私たちだといいのですが。 (笑)
ピッチ上での多才な役割
私が望むのは、ピッチに立って、それが私たちにとって全てだと思ってプレーすることだけです。
チームやコーチが何を要求しても、私は準備ができています。
とにかくボールの近くにいて、ボールと触れ合うのが好きなんです。どこでプレーしても幸せです。
ピッチに立って、自分のできることを出し、チームメイトのために、そして私のために彼らがしてくれるように、全てを楽にしようと努力しています。
このチームと一緒にプレーするのは本当に楽しいです。
バルセロナがUWCLでコンスタントに後半ステージに進出するためにどのように努力したか
私が学んだのは、才能だけでは十分ではないということです。
ハードワークし、試合に向けて万全の状態で準備を整え、フィジカル面でも勢いをつけなければなりません。
簡単なことではありませんし、時間もかかります。
チームワークが不可欠で、私たちはまさに今、まさにそれを築こうとしています。
この1ヶ月でどれだけ成長したか、実感しています。
だからこそ、焦りを感じ、早く全てを見たい気持ちになることもありますが、サッカーには時間がかかることもあります。
だからこそ、自分たちがやっていること、アーセナル流のプレースタイル、自分たちのプレースタイル、自分たちがやっていることを信じ、そして、私たちはそこにいる、そして、その道を歩んでいるのです。
ただ、進み続ける必要があるのです。
アーセナルが再び歴史的なレベルの支配力を発揮できると考えているか
それが私たちの目標です。試合で相手を圧倒したい。
しかし、ここ数年でサッカーは変化しました。毎試合勝つのは容易ではありません。
誰もが準備万端で、誰もが私たちを倒したい、そして誰もが勝ちたいと願っているので、達成した小さな成果一つ一つを評価しなければなりません。
そういう意味では難しいですが、先ほども言ったように、私たちは多くの良いことを、正しい方法でやっています。
私たちには質の高いプレーとメンタリティがあり、それが私たちの目標です。そして、それを目指して全力を尽くします。
アーセナルに移籍してプレースタイルが変わったか
バルセロナでの私の役割は、かなり似ていました。最初はウイングでしたが、セントラルハーフになりました。
それが今の私のスタイルで、今も変わっていませんし、これからも変わることはないと思います。
お互いに適応していく必要がありますが、私のプレースタイルはバルセロナ時代と全く同じだと思います。
そういう意味では、私はチームプレーヤーです。パスを繋ぎ、みんなと連携するのが大好きで、それが私のサッカーの楽しみ方です。
スタートポジションは少し違いますが、役割は全く同じなので、心地よく感じています。
明日の試合に何を期待しているか
リヨンは本当に大きなチームで、私はリヨンをとても尊敬しています。
彼らは才能豊かな選手たちを擁し、非常に危険なチームです。
ですから、接戦になるでしょうが、私たちは自分たちを信じ、トップチームになれることを皆に示さなければなりません。
ルネが言ったように、僅差で細かい点が勝負を決めるので、集中力を高め、チャンスを掴み、守備をしっかり固めなければなりません。彼らは攻撃において非常に危険なチームですから。
準決勝なので、決して楽な試合ではないことは間違いありません。
イングランドでの最初のシーズンで認められた
自分の仕事や努力をみんなが認めてくれるのは、もちろん素晴らしいことですが、私がいつも言っているのは、一番大切なのは一緒に働く人たちだということです。
スタッフやチームメイトは、あなたを認め、大切にしてくれる人たちです。
だから、それは素晴らしいことであり、私はそれで幸せです。
引用元：Arsenal.com
アイキャッチ画像引用元：Arsenal.com
