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アーセナルウィメン 5-1 チャールトン
プレシーズンマッチ|2026年8月26日19:00kick off(現地時間)
【得点者】
アーセナル:35’スタンウェイ、43’カルデンティ(P)、57’クーニー=クロス、89’スミス、90+2’マヌン
チャールトン:24’フィッツジェラルド
【出場メンバー】

⑯ミサ→㉘ボルベ(HT)
㉛ホルムベリ
⑥ウィリアムソン→③ロッテ(HT)
⑦キャトリー→⑭ロイテラー(HT)
㉒バトレ→②フォックス(HT)
④スタンウェイ→㉜クーニー=クロス(HT)
⑩リトル→㉔ハインズ(HT)
⑲バウム→⑪スミス(61分)
㉓ルッソ→⑫マヌン(61分)
⑧カルデンティ→⑨フォード(HT)
㉕ブラックステニウス→㉙チェルチ(74分)
【出場なし】
㊵ダム
㊿コンウェイ
56ティール=ハッチンズ
試合ハイライト
Arsenal公式チャンネルより引用。
試合レビュー
アーセナル・ウィメンはプレシーズン最終戦でチャールトン・アスレティックに5-1で勝利した。24分に連係ミスから先制を許したものの、スタンウェイのゴールとカルデンティのPKで前半のうちに逆転。後半はボールを動かすテンポを上げて主導権を握ると、クーニー=クロスが約25ヤードから豪快なミドルシュートを決めた。終盤には途中出場のスミスとマヌンも得点。交代選手を含めた攻撃陣の厚みを見せ、5人の異なる選手による5得点でプレシーズンを締めくくった。
選手採点|The Online Gooner(10点満点)
採点・寸評:Freddie Cardy(The Online Gooner)
※The Online Goonerの許可を得て日本語に翻訳・掲載しています。
GK
⑯ミサ:6
ルーシー・フィッツジェラルドのシュートを止める術はなかった。この2試合の親善試合ではほとんど動きがなく、ハーフタイムで交代が行われた。
DF
㉛ホルムベリ:7
最終局面でいくつか判断ミスがあったものの、19歳にしてはフィジカルとスピードに優れた存在感を示した。後半はセンターバックとしてプレーした。
⑥ウィリアムソン:5.5
チャールトンの先制点の主な原因は彼女にある。ボールに積極的にアタックすべきだったが、明らかに味方がカバーしてくれると思っていたようだ。カウンターアタックの際にジョディ・ハットンにボディチェックをしたが、イエローカードを免れたのは幸運だった。
⑦キャトリー:6
日曜日のパリFC戦での勝利から4人変更されたうちの1人。フィッツジェラルドのゴールにつながった守備陣の連携ミスに関与。
㉒バトレ:6.5
メドウ・パークの場内アナウンスさん、申し訳ありませんが、プレシーズンマッチは選手の「デビュー」とは言えません。アーセナルの左サイドでスペイン代表のチームメイト、マリオナ・カルデンテイと連携しました。
MF
④スタンウェイ:7.5
狭い角度から何とかボールを押し込み、アーセナルの同点ゴールを決めた後、ボールとは関係のないところでファウルを受け、PKを獲得した。
⑩リトル:7
夏に契約したジョージア・スタンウェイとの有望なパートナーシップを築きつつある。
㉓ルッソ:6.5
10番のポジションで出場。巧みなスルーパスをいくつか繰り出した。
FW
⑲バウム:6.5
スタンウェイの同点ゴールをアシストするなど、良いプレーを見せた。序盤には至近距離からのシュートをソフィー・ホワイトハウスにセーブされた。守備面でも貢献した。
㉕ブラックステニウス:6
前半は静かな展開で、彼女へのパスもほとんどなかった。至近距離からのシュートはホワイトハウスの正面に飛んでしまい、もっと良い結果を出せたはずだった。
⑧カルデンティ:7.5
左ウイングでスタートし、スペースを見つけて前線へのパスを供給した。ハーフタイム直前にはペナルティスポットからホワイトハウスの逆を突くゴールを決めた。
交代選手
②フォックス(←HT):7
左足からのシュートは惜しくもセーブされ、滅多に見られないゴールに迫った。
③ロッテ(←HT):7
後半から変更された守備陣を、落ち着いたプレーで統率した。
⑨フォード(←HT):6.5
左ウイングで活発に動き回る。
⑭ロイテラー(←HT):6.5
アーセナルがハーフタイムに選手交代を敢行する中、カイラ・クーニー=クロスと中盤でコンビを組んだ。
㉔ハインズ(←HT):7
左サイドバックからミッドフィールドにインサイドへ。
㉜クーニー=クロス(←HT):7.5
メドウパークの観客を熱狂させたのは、まるで巡航ミサイルのようにゴール右上隅に突き刺さる、この上なく美しいハーフボレーだった。これまで数々の苦難を乗り越えてきたオーストラリア人選手にとって、まさに特別な瞬間だった。
㉘ボルベ(←HT):7
後半はほとんどセーブを要求されなかった。
⑪スミス(←61分):7
89分、セリーナ・チェルチのシュートがブロックされた後、強烈なシュートがゴールネットを揺らした。
⑫マヌン(←61分):7
アディショナルタイムにゴール右上隅にシュートを決め、アーセナルの5点目を奪った。
㉙チェルチ(←74分):ー
採点なし。
監督試合後プレスカンファレンス
※Arseblog Newsが掲載した試合後会見をもとに、質問およびスレガース監督の回答の要旨を当ブログで日本語に要約しています。
試合についての感想
スレガース監督は、プレシーズンを通じてチームとしての連係やアイデンティティへの理解が深まっていると評価。パリFC戦からさらに前進し、シュート数や得点につながる場面が増えたことをポジティブに捉える一方、「まだ目標には達していない」とさらなる改善の必要性も強調しました。
後半のボール回しの速さについて
相手が中盤から低い位置に守備ブロックを作ることを想定し、前半から素早くスペースを突くことを意識していたと説明。ハーフタイムにポジショニングを微調整したことで後半は狙いをより効果的に実行でき、相手の疲労とアーセナルのボール支配も展開に影響したと振り返りました。
クーニー=クロスのゴールについて
復帰したクーニー=クロスが高いレベルでトレーニングを続け、出場時間を伸ばしていることを高く評価。この日のゴールを「魔法のような瞬間」と表現し、これまで多くの困難を乗り越えてきた彼女がチームに戻ってきたことへの喜びを語りました。
また、試合後には本人が母親のことを考えていたことにも触れ、クラブとして彼女と家族を大切にし、支えていきたいという姿勢を示しています。
カルデンティの左サイド起用と選手層について
今季は各ポジションに複数の選択肢があり、昨季よりもチームのバランスが改善したと評価。クロエ・ケリーの欠場もありカルデンティを左サイドで起用しましたが、複数のポジションで強みを発揮できる選手として今後も選択肢になると説明しました。
また、バルセロナ時代からプレーしているバトレとの関係性にも触れ、現在のチームには多くの選択肢があることに満足していると語っています。
ホルムベリのCB起用とCB補強について
負傷離脱中のケイティ・リードが順調に回復しており、早期復帰を期待していると説明。ホルムベリについてはハンマルビー時代の経験もあり、センターバックをカバーできることを評価しています。
一方で、本来の主戦場は右サイドバックであるとの認識も示しました。
遠距離から積極的にシュートを狙ったことについて
この試合では選手たちに「ゴールを意識する」ことを求め、攻撃時のすべてのアクションを得点につなげる意識を持たせていたと説明。相手の守備によってペナルティエリア付近に生まれたスペースを活用できたことも、積極的なシュートにつながったと振り返りました。
昇格組とのプレシーズンマッチについて
プレシーズンは選手交代やアカデミー選手の起用も多いため、対戦相手の実力を判断するのは難しいと指摘。そのうえで、長期的な視点ではリーグの拡大を歓迎しており、女子サッカーにとって前向きな一歩だとの考えを示しました。
海外ファンの反応
※本項では、Arsenal Women公式Xアカウントの試合結果投稿に寄せられた公開返信を参考に、海外ファンの主な意見・傾向を筆者が日本語で要約・整理しています。
5人の異なる選手が得点した攻撃陣のパフォーマンスを評価する声が見られ、とりわけ3点目を決めたクーニー=クロスには好意的な反応が目立ちました。右サイドで先発したバウムとホルムベリの連携については、さらなる成熟には時間が必要との見方も。一方、本職が右SBのホルムベリをCBで起用する選択肢については、中位~下位クラブを相手にする場合には十分通用するのではないか、という意見も見られました。
筆者の見解
・試合内容、結果について
パリFC戦同様、終始ポゼッションで圧倒し5得点したことは十分に評価すべきでしょう。連係ミスから失点してしまったものの、前半のうちに逆転できたことは大きいです。終盤に運動量が落ちた相手に対し、途中出場の選手たちが畳みかけた点からも、今季の選手層の厚さがうかがえました。
・オナ・バトレについて
今日は左SBで前半のみの出場となったバトレ。同じく左サイドに入ったスペイン代表の同胞であるカルデンティとは良い連携を見せました。スレガース監督も2人の関係性を評価していますが、別の選手との連携面も深めていく必要があるでしょう。ビルドアップではSBが内側に入り込むアーセナルのスタイルに順応しており、フットボールIQの高さが垣間見えました。
・GKについて
ドムセラールが負傷離脱中のGK陣ですが、若手のダムを除いた3名は全員が実力者で拮抗しています。正守護神は万能なドムセラールが第一候補でしょうが、昨シーズンチームを救ったハイボールに強いボルベ、新加入ながら足元の技術が高いミサの3名はいずれも高いレベルにあり、GK陣はチーム内でも特に層の厚いポジションになっています。この試合では前後半でGKを入れ替えました。ドムセラール不在の中、開幕戦でボルベとミサのどちらがゴールマウスを守るのかも注目したいポイントです。
・CBの補強の是非について
今日はウィリアムソンとキャトリーのコンビでスタートし、後半は本職が右SBのホルムベリがロッテとコンビを組みました。リードが離脱している現在、本職のCB3人でシーズンを迎える状況をどのように考えるべきかは悩ましいところです。2試合連続で先発したウィリアムソンも本来のパフォーマンスには届いているとは言い難く、3枚ではローテーションに限界があるように思います。特にキャトリーの後継者候補にもなり得る左利きのCBを獲得できれば、今季だけでなく中長期的にも大きな補強になるでしょう。
選手採点出典:The Online Gooner
※許可を得て日本語に翻訳・掲載しています。
プレスカンファレンス出典:Arseblog News
※許可を得て内容を日本語で要約しています。
アイキャッチ画像出典:Arsenal.com