獲得の経緯
以下arseblog.newsよりティム・スティルマン記者の見解。
アーセナル女子チームは、ゴッサムFCとアメリカ代表の左サイドバック、ジェナ・ナイスウォンガーの獲得に8万ポンドほどの契約に近づいていると、アスレティック紙のメグ・リネハン記者が伝えている。
ステフ・キャトリーがセンターバックとして見なされる中、ケイティ・マッケイブがアーセナルの過去28試合で左サイドバックとして先発出場している。
ナイスウォンガーの加入により、アーセナルは左サイドバックの層が厚くなり、マッケイブがピッチの高い位置でプレーできるようになり、アーセナルのワイドフォワードの選択肢が強化される。
ナイスウォンガーはさらに前線でもプレーでき、非常に攻撃的な左サイドバックだ。アーセナルは日曜日の試合をアレッシア・ルッソをウィングで終えた。
また、アーセナルの守備陣の選択肢の一部は夏までに縮小され、おそらく何人かが退団するだろうと予想されている。
ナイスウォンガー選手はアメリカ代表選手で、カリフォルニア州出身の24歳。2023年にゴッサムFCと契約する前はフロリダ州立大学でサッカーをしていたが、その時点ですでにヨーロッパへの移籍を検討しており、常にそうしたいという野心を抱いていた。米国代表として18キャップを獲得している。
正直に言うと、アーセナルがサイドバックに興味を持っている可能性があるという情報はいくつかありましたが、ローラ・ウィーンロイターがここ数週間プレー時間がほとんどなかったため、私たちは守備の別の側面を調査することに集中していました。
個人的見解
アーセナルがウィングを補強したがっているという噂は年末からありました。
現在のウィングは、
⑧カルデンティ(28歳)
⑨ミード(29歳)
⑰フルティグ(29歳)
⑲フォード(30歳)
と年齢層が比較的高めなので25歳前後のウィングを獲得するのは理に適っていると言えます。
しかしながらアーセナルが選択したのは24歳の左SBの補強と、攻撃的な選手ではあるもののDFの獲得のようです。
ティムさんが述べているようにマッケイブのウィング起用も視野に入れているのかもしれません。彼女はアイルランド代表では右ウィングのポジションでプレーをしたことがあり、実現すればチームにとって貴重な左利きのウィングとなります。
・具体的な金額が明かされている
・本人に移籍の意思がある
・アーセナル(獲得)側に明確なプランがある
ことからも獲得の可能性は高いと思います。
個人的には今季終了後にDF陣の何人かの退団が見込まれている点も気になります。引き続き注視していきたいと思います。